生き方を変えたくなった
食べるために働く。そして食って寝る。たまにはおいしいものを食べたり、温泉に行ってのんびりしたりしている。こんな動物的な欲望にまかせて暮らしている私が、もし今死んだら間違いなく畜生道に落ちるであろうということを確信し、今すぐ生き方を変えたくなりました。
因果応報とか輪廻転生とかいう考え方が、究極の科学であり、自分がいかに迷信の中で生きていることがわかりました。世の中に摩訶不思議なことはないし、偶然も奇跡もない。運の良し悪しもない。ただ無知ゆえにびっくりしたり驚いたりしている。こんな徹底的に合理的な考え方が他にありましょうか。
著者によれば、この本は具体的な経典を土台にしていないので本来の出家の説法としてはよくないのだそうですが、このようにわかりやすい言葉と表現で難しい業論を語っていただけるのは本当に助かります。
私、自身の考えが浅はかでした
この本を読む前は、自分は不幸せだと思ってました。家族からあまり好かれていないし、高校でも、大学でも周りには、腹の立つ人が多いと思ってました。高校の時に出来た友達は両親が離婚しているのに、学校に来ても、凄く楽しいなぁといつも言ってましたが自分には信じられませんでした。でもこの本を読んで思いました。本当の幸せを、幸せでないと思ったのは、不幸であったと。浅はかな考えを持っていた自分が、非常に恥ずかしく思えました。この本のお陰で、今の境遇が有りがたいなと思いました。もし悩んでいたり、人生が楽しくないと思う方は、是非読んで下さい。何か見えてくるはずです。仏教を信仰されてる方は、特にお勧めです。
人生力=生きる智慧
これまで人生の半分以上を、生まれたから仕方なく嫌でも生きていなければならないのだからと思って生きてきました。 そんな心から見える世界は、どんな一年も、一日も、瞬間も変化なく同じ日々が繰返されるだけの虚しいものでした。心身を蝕むほどにです。 こんな人生を送るしかないのなら、早く死が訪れるといいのにとさえ思っていました。でもこの本に出会い、著者のA・スマナサーラ長老の言葉に耳を傾けた瞬間から 私の世界観はガラリと変わり、現実の心身の状態も確実に変わっています。 生きよう、生きるからには虚しい日々から脱し、幸福を得る努力をしようと決意しました。 これから先の人生のほうが長い今、この本に会えたことを幸せに思います。
入学試験
二男が高校に合格しました。 一度は担任の先生から「志望校を下げた方がよい。」と言われていたのです。 思い返せば、今年に入ってから二男は変わった ように思います。 それまでもいろいろなことを持ち出してはアドバイスをしておりましたが、反発されるだけでした。そんな時にA・スマナサーラ著“人生力をつける本”に出会いました。それを読んでから業(カルマ)・因果法則・原因と結果などを頭において話しをしますと取り組む姿勢が変わったのです。私なりに考えましたところ、やり方などでなく、“二男の心”が少し変わったのではと思います。A・スマナサーラ氏に感謝しております。
サンガ
意のままに生きられる―ヴィパッサナー瞑想法 (シリーズ自分づくり“釈迦の瞑想法” (2)) ついに悟りをひらく―七覚支瞑想法 (シリーズ自分づくり“釈迦の瞑想法” (4)) 人生はゲームです―ブッダが教える幸せの設計図 人に愛されるひと敬遠されるひと―テーラワーダの知恵で人間をよく知る本 ブッダの智慧で答えます 生き方編
|