生き残りのヒント、ポジショニングで人間関係を再構成
・ネーミングに「図解」とあったので、久恒氏の「図解」の類書と思ったが、内容をみると理論に基づくマーケティングの本で一安心(笑) ・参考文献を見ると、以前 早稲田エクステンションセンターでオープン講座でマーケティングを受講した柴田正幸氏の著書「競争優位のマーケティング」がクレジットされていたので即買いでした。・最終ゴールは、ポジショニングを人間関係に応用して組織の中で生き残れ、あるいは仕事をやりやすく進める、ということと理解しました。−なぜ強者だけでは勝てないのか?が問題提起− ・統計(ソフト)に関する記述は、特になく、内容の理解に問題はないが、実践しようとしたとき用にソフトの紹介まどもあれば良かった。−私は、上田太一郎氏の著作などで身近なツールを若干知っていました− ・読書の視点では「どのように実際に利用するか?」が切実に知りたいところですが、印象としては物足りない。4章がそこにあたりますが、もう少しヒントが欲しい気がします。5章・6章で、なぜ強者だけでは勝てないか?を数値で丁寧に再検証して、いますが、4章との流れに、無理が感じられ、もっと強烈なメッセージが欲しかったです。 ・ただし、他に類者がなく、著者の勇気には大いに感謝して、まちがいなく買いです。
講談社
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