「人間」であることと「吸血鬼」であることの差とは?
「アンデルセン 再び」といえる七話の小休止を経て、いよいよシリーズの佳境に入る今巻収録の八話は、本作の「売り」といえる派手な闘争がなりを潜め、まさしく嵐の前の静けさを予感させる。 しかし実はこの話こそ、アニメ版シリーズの核心とそのラストを暗示する大変、重要な回だ。前の巻でのバレンタイン兄弟の襲撃を受けた、ヘルシング機関の建て直しの傍ら、セラスとインテグラは、それぞれが「本物の吸血鬼」や「人工吸血鬼」の謎に迫るのだが、彼女達が対面した「事実」は、各自のアイデンティティに少なからず揺さぶりをかける。このことが、この「物語」の真の主人公がアーカードではなく、実はセラスとインテグラであることを示唆している。
アーカードの真実の姿が徐々に・・・
バチカンからの刺客の攻撃により アーカードの本当の姿が垣間見えてきはじめます。 これから佳境に入っていく感じですね。 一度TV放映で最後まで見ているのですが 「そうそう、そーなのよ」とうなずきたくなります。 収録が2話だけなので、ちょっと寂しい気もしますが 内容は充分なのでいいかな。
アニメの失敗を修正か(?)
深夜に放映されていた時、一度メインデザイナーかなんかが違う人で、キャラクターの顔が前回、前々回と比べて大きく違っていた回があった。 このDVDの最終話がそうなのだが、そこが微妙になおされていた。アニメはあまりにもひどかったので、なおっていてほっとした。
パイオニアLDC
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